ジン、ウォッカ、ラム、テキーラ…これらのお酒はすべて「スピリッツ」って呼ばれるって知ってましたか?

スピリッツとは、蒸留という方法で造られたお酒のこと。

蒸留することで、アルコール度数が高く、香り豊かなお酒になるんです。

世界には、たくさんの種類のスピリッツがあって、それぞれに個性的な特徴があります。

「でも、種類が多くて、どれを選べばいいか分からない…」

そんなあなたも大丈夫!

この記事では、様々なスピリッツをわかりやすく解説していきます。

この記事を読めば、あなたもスピリッツ通になれるかも!?

スピリッツとは?

スピリッツとは?

バーでよく耳にする「スピリッツ」。

ウイスキーやブランデーもスピリッツに含まれますが、日本の酒税法ではそれらを除く、エキス分2%未満の蒸留酒のことを指しています。

ここでは、スピリッツの定義や歴史、特徴について解説していきます。

スピリッツの定義と歴史

スピリッツとは、穀物や果実などを原料として発酵させ、蒸留して造られたお酒のことです。

蒸留とは、発酵させた液体を加熱し、発生した蒸気を冷却して再び液体にすることです。

蒸留によって、アルコール度数の高いお酒を造ることができます。

スピリッツの歴史は古く、紀元前3,000年前にはメソポタミア文明で蒸留酒が造られていたという記録が残っています。

中世ヨーロッパでは、錬金術師たちが薬用としてスピリッツを造っていました。

その後、蒸留技術の発展と共に、様々な種類のスピリッツが造られるようになりました。

スピリッツの特徴:蒸留酒とは?

スピリッツは、蒸留酒の一種です。

蒸留酒の特徴は、

  • アルコール度数が高い
  • 無色透明のものが多い
  • 保存性が高い

などが挙げられます。

スピリッツは、そのまま飲むだけでなく、カクテルのベースとして使われることも多いです。

また、リキュールやフレーバードウォッカのように、スピリッツに風味を付けたものもあります。

スピリッツは、世界中で楽しまれているお酒です。

その種類は非常に多く、それぞれに個性的な特徴があります。

ぜひ色々なスピリッツを試して、お気に入りを見つけてみて下さい。

世界4大スピリッツ

世界4大スピリッツ

スピリッツの世界には、個性豊かなお酒がたくさんありますが、中でも特に有名なのが「世界4大スピリッツ」です。

ジン、ウォッカ、ラム、テキーラ…。聞いたことはあっても、それぞれの特徴や違いを詳しく知っている方は少ないのではないでしょうか?

今回は、4大スピリッツの特徴や歴史、種類、楽しみ方について解説していきます。

世界4大スピリッツ
  • ジン
  • ウォッカ
  • ラム
  • テキーラ

ジンの特徴と歴史

ジンは、大麦、ライ麦、トウモロコシなどを原料とした蒸留酒に、ジュニパーベリーという香辛料を加えて風味付けしたスピリッツです。

カクテルのベースとして人気のジンですが、実はその歴史は古く、16世紀のオランダで誕生したと言われています。

その後、18世紀にはイギリスに伝わって「ロンドンドライジン」が誕生しました。

ジンの種類

ジンには、様々な種類があります。

ロンドンドライジン
オールドトムジン
プリマスジン
クラフトジン

ジンの楽しみ方

ジンは、カクテルのベースとして使われることが多いです。

「ジントニック」、「マティーニ」、「ジンフィズ」などが有名です。

ストレートやロックで楽しむこともできます。

ウォッカの特徴と歴史

ウォッカは、穀物やジャガイモなどを原料とした蒸留酒です。

蒸留後は白樺などの活性炭で複数回ろ過をし、無色透明で、クセのない味わいが特徴です。

ウォッカの起源は、11世紀頃の東ヨーロッパに遡ると言われています。

ロシアやポーランドなどで広く飲まれており、「国民酒」として親しまれています。

ウォッカの種類

ウォッカには、様々な種類があります。

プレーンウォッカ
フレーバードウォッカ

ウォッカの楽しみ方

ウォッカは、カクテルのベースとして使われることが多いです。

「モスコミュール」、「スクリュードライバー」、「ブラッディマリー」などが有名です。

ストレートやロックで楽しむこともできます。ロシアでは、ストレートで飲むのが一般的です。

ラムの特徴と歴史

ラムは、サトウキビを原料とした蒸留酒です。

甘く、フルーティーな香りが特徴です。

ラムの起源は、17世紀頃のカリブ海の西インド諸島生まれとされています。

サトウキビのプランテーションで働く奴隷たちが、サトウキビの搾り汁を発酵させて造ったのが始まりと言われています。

ラムの種類

ラムには、様々な種類があります。

ホワイトラム
ゴールドラム
ダークラム

ラムの楽しみ方

ラムは、カクテルのベースとして使われることが多いです。

「モヒート」、「ダイキリ」、「ピニャコラーダ」などが有名です。

ストレートやロックで楽しむこともできます。

テキーラの歴史と特徴

テキーラは、メキシコで造られるスピリッツです。

原料は、リュウゼツランという植物です。

テキーラの起源は、16世紀頃に遡ると言われています。

スペイン人がメキシコに持ち込んだ蒸留技術によって、リュウゼツランからお酒を造ったのが始まりと言われています。

テキーラの種類

テキーラには、様々な種類があります。

ブランコ
レポサド
アネホ
エクストラ・アネホ

テキーラの楽しみ方

テキーラは、ストレートで飲むのが一般的です。

塩とライムを用意して、「テキーラショット」として楽しむこともできます。

カクテルのベースとして使われることもあり、「マルガリータ」などが有名です。

まとめ:自分にぴったりのスピリッツを見つけよう

自分にぴったりのスピリッツを見つけよう

この記事では、「スピリッツ」について、その定義からそれぞれの特徴を解説してきました。

スピリッツとは、蒸留によって造られるアルコール度数の高いお酒です。

世界には、実に様々な種類のスピリッツが存在し、それぞれに個性的な特徴があります。

中でも、「世界4大スピリッツ」と呼ばれるジン、ウォッカ、ラム酒、テキーラは、スピリッツの中でも特に有名で、世界中で愛されています。

4大スピリッツ以外にも、ウイスキーやブランデー、焼酎、泡盛など、魅力的なスピリッツはたくさんあります。

スピリッツ選びに迷ったら、原料、産地、味わい、そして飲むシーンなどを考慮してみましょう。

この記事をきっかけに、あなたもスピリッツの魅力に触れてみてはいかがでしょうか。